全国の農業高校がさまざまな野菜作りに挑戦する、食育教育プログラム「ベジタブルコンテスト」。
第3回目となる2015年の課題野菜はデカキャベツでした。
見事、士幌高校は全国3位に入賞しました。
「ただ栽培するだけでは、おもしろくない」という思いのもと、様々な栽培を試み、士幌に合ったキャベツの栽培方法を確立していきます。

外食や中食が広まり、加工用野菜の需要が伸びています。
中でも最近伸びているのがキャベツです。
「畑作4品目と呼ばれる小麦、豆類、馬鈴しょ、てん菜を中心とした畑作主産地帯である士幌で夏秋キャベツを主要作物にしたい」

標高が高く、冷涼な土地特有の昼夜の寒暖差を生かしたキャベツ栽培に取り組んでいます。
ほのかな甘み、しっかりとした歯ごたえ、みずみずしさが特徴です。
ペーパーポットで育てた苗をてん菜の定植機を活用して畑に植えています。初期投資を抑えるための工夫です。
町内には同じように栽培している農家はまだ少ないのが現状です。
士幌町に適した栽培方法を普及させ、キャベツの一大生産地になることを目指しています。
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